no-useless-empty-export
モジュールファイル内で何も変更しない空のエクスポートを禁止します。
🔧
このルールによって報告されるいくつかの問題は、 --fix
ESLintコマンドラインオプションによって自動的に修正できます。.
空のexport {}
文は、TypeScriptコードで、そうでなければスクリプトファイルになるファイルをモジュールファイルに変換するために、時々役立ちます。TypeScriptハンドブックのモジュールページを参照してください。
TypeScriptでは、ECMAScript 2015と同様に、トップレベルのインポートまたはエクスポートを含むファイルはモジュールとみなされます。逆に、トップレベルのインポートまたはエクスポート宣言がないファイルは、その内容がグローバルスコープ(そしてモジュールにも)で利用可能なスクリプトとして扱われます。
しかし、ファイルに他のトップレベルのインポートまたはエクスポートステートメントがある場合、export {}
ステートメントは何もしません。
このルールは、既にESモジュールを使用しているファイルで何も行わないexport {}
を報告します。
.eslintrc.cjs
module.exports = {
"rules": {
"@typescript-eslint/no-useless-empty-export": "error"
}
};
このルールをPlaygroundでお試しください ↗
例
- ❌ 正しくない例
- ✅ 正しい例
export const value = 'Hello, world!';
export {};
Playgroundで開くimport 'some-other-module';
export {};
Playgroundで開くexport const value = 'Hello, world!';
Playgroundで開くimport 'some-other-module';
Playgroundで開くオプション
このルールは設定できません。
使用しない場合
ファイルの一番下に空のexport {}
があっても問題ない場合は、このルールは必要ないでしょう。